ファイナルツアーの残り少ない貴重な時間でいきなりカラオケ大会を始める声優ユニットなんかいるわけないだろ

さとうなな
3 min readJul 30, 2018

--

いました。その名はWake Up,Girls!。

市原公演でソロのキャラソンメドレー&ユニット内ユニット曲を歌うパートがあって、きっとここは各地で過去のキャラソンをっていくんだろう。part1は3カ所あって今回がキャラソン3。残り2カ所でキャラソン1,2をやるんだろうと思っていたら…

WUG「カラオケ大会の時間だァ!!!!!」

……??

あっ、第一興商さんとは色々縁があるからね、そゆことかぁ。

……いやいや、縁があってイベントでカラオケ機材と映像を使わせて貰えるのは凄いけど

今までのツアーでカバー曲なんて一度もやってこなかったよね??

っていうかこれ“ファイナルツアー”だよね!?

予想を裏切るというか想像の斜め上を行くというか…WUGが最強かつ伝説的なユニットになった瞬間を体験してしまいました。

自分は2日目だけの参加で、1日目でその噂は聞いていたんですが実際現地でステージ上に椅子とテーブルとカラオケグッズと機材が用意されてカラオケが始まるのを見ると(これはいったい…何なんだ?)という気持ちになりましたね。やはり伝聞と経験は別物です。

特に面白かったのは2日目昼に高木さんが歌ったETENAL BLAZE。ここは座間ハーモニーホール。WUGのライブ。ステージのモニターには水樹奈々さんが武道館でETENAL BLAZEを歌う映像が流れます。高木さんのソロカラーがオレンジなのでちょうど合っていました。いや合っていましたじゃないが。えっ、なに?これは…何?

永野さんが歌うことを半ば放棄して不協和音を完璧に踊っていたのも「カラオケとは完璧に歌うことに非ず。面白ければいいんだよ」というのを身を以て証明しているようでした。

freedom

カラオケ大会があるからなのか2daysの2日目だからなのか分かりませんが、今回の座間公演は市原公演以上にみんなリラックスしてるように見えました。吉岡さんはアンコールあたりになると温まってきて動きに自由度が出てくる印象だったのですが、今回は1曲目から客をガンガン煽りにきていたのが印象的でした。

昼の部ではカラオケでやったstudy equal magicの振り付けをseven sensesにぶち込んでいて、「もしも誰か一人が暴走しても〜」での青山→永野までは予想できたんですがそこから田中に飛び火して、更に間奏で高木さんがやったのはWUGってそんな自由なんだ!?という驚きがありました。

解散が決まり「アニメ作品の成功を背負っている」という枷が外れたからなんですかね。今までステージ上ではそんなに見られなかった表情がたくさん見られてね、嬉しいんですよ。

もっと早い段階でこうなれていたらなぁと思ったりもするんですが、みんな基本的に良い子たちで紆余曲折あったプロジェクトだからね、仕方ないね。

ともあれ、これからpartⅢ KADODEにかけてどこまでWUGが進化していくのか楽しみです。

青山はMCがグッダグダもいいところだったのは面白かったけどきちんと自己嫌悪大会と反省会しておけな。

--

--