某作品というのはTokyo 7th Sistersです。
正確には8割くらいな気もしますが4U除いたら99%まで跳ね上がるんだからこれでいいだろという気持ちのタイトルです。
・幾らなんでも盛りすぎでしょ
って思うじゃないですか。生声がはっきり聴けたのは30曲中4Uというユニットの3曲とアウトロイントロのコーラスを何曲か、あとはセリフの掛け合いがある曲のセリフとその後数小節だけ。ライブを観に行ってあっここ生声だ!!!って喜ぶのおかしくないですか。
・リハの時間がなかった
それはそう。仕方がない。
時間がないから振り入れだけで精いっぱいだった。歌までできなかった。わかる。
・本業は声優なんだから踊りながら歌うのはしんどい
それはそう。仕方がない。
道井さんとかMCでめっちゃ息が上がってた。
ダンスのない4Uが普通に生声だったことを考えるとこれが最たる理由なんじゃないですかね。
だったらダンスゲームでいうイージーモード程度の踊りを入れるより本業であるところの声、歌を取るべきではないかと思うんですが「アイドルコンテンツの2.5次元ライブイベント」を強く意識してやっているらしいので踊らないわけにはいかないってところなんでしょうか。
じゃあ4Uが楽器弾くふり諦めちゃうのダメじゃないですか。あれ大好きだけど。「その手を離さないで」で楽器から手を放すの。大好き。
閑話休題。777は正統派アイドル?だから別にしても飛び道具なセブンスやKARAKURIはせっかく歌える人を揃えているのだからダンスパフォーマンスよりも歌が聴きたかった。
・去年からそうだっただろ
正直去年の事はあまり覚えてないないのだけど、CDのライブ音源版を聴いたらこれライブ音源じゃなくてオタクの声入りCD音源やんけと萎えて殆ど聴いてません。
・程度の問題
それ。他のライブでもボーカル音源被せをすることはあるけれどソロパートでは薄めにして生声が分かる程度に、歌唱者が多いサビパートだけ強くかけるなどメリハリをつけ ているのを見てきました。具体的に言うとラブライブだけど。全編、殆ど、数えるくらいしか生声を認識出来ないのはナナシスが初めてでして。もうちょっとこうバランスとれなかったのと。
・まとめ
ライブではなくライブ風2.5次元イベントという見方も出来るでしょうしこのやり方を全否定するわけではないのですが、個人的にはあまり好きではありません。
声優が年に一度本番があるかないかの慣れないダンスをやったところで、どうしても振付通りやることに一生懸命になってしまって踊らされている感が出てしまいます。それよりもリソースを歌に割り振ってその時、その場所でしか歌えない生きた声を聴きたかったです。声のお仕事をしている人たちなのだから。
このスタイルだと最後の曲、落ちサビのソロパートで感極まって泣いてしまう…という状況でもスピーカーからは正常なボーカルが垂れ流されます。そこに生の感情は全く乗りません。そこまでの大きなドラマがなかったとしてもボーカルとパフォーマンスの乖離が常に発生していることになります。私はそれを気持ち悪いと感じます。下手でもいいし歌詞を飛ばしてもいいじゃないですか。完璧な公演よりもその時の生きた時間を体感したいと思いました。
みたいなことをじぶんよりうまく書いてくれる人が出てくるのを待っていたのだけれど誰も長文で書こうとしないので慣れない書き物をしました。疲れたので終わります。